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第4章(カツラ,増毛,育毛サロン【H】S営)〔現・【P】〕

以下(サロン【H】S)


●【またもや3度目のトラブルの館へ】(サロン【H】S営)〔現・【P】〕


 この(サロン【H】S営)とはに関わった期間が短かったので詳しいことは良く分かりません。確か1996年頃(サロン【H】)の加盟店である数店舗のグループが数年前に独立して(【P】)として会社を設立しています。この(サロン【H】S営)が現在の(【P】)の核となっているようです。私がスポーツ新聞の広告を見て無料カウンセリングに行った当時はまだ(サロン【H】)の加盟店でした。(育毛サロン【B】),(育毛サロン【C】)で失敗している私は、もう育毛なんか無駄だし辞めようと思っていたのですが、その当時、前頭部が若干薄くなってきたような自覚症状が表れていた私にとってはやはり、何もしないよりは何かしておいた方がよいのでは!という、騙されるのはある程度分かっているにもかかわらず、サロンに足を運んでしまいました。今思うと悲しいものですね...


【またもや3度目のトラブルの館へ(終)】


●【あんたはそんなに偉いのか?】(サロン【H】S営)〔現・【P】〕


 場所は新宿から歩いて10分の所にあるビルの地下にありました。中は広々として清潔感のある、結構金がかかっているなあと思わせる部屋でした。待合室にいると受付の女性がカウンセリングルームに案内しますと声をかけてきました。

受付嬢
「それではカウンセリングルームに先生がお待ちしておりますのでこちらへどうぞ」



「え?先生って?」


受付嬢
「はい毛髪診断士の先生です」


私(心の中で)
『なんだよ、”先生”って言うから医者かと思ったじゃねーかよ』

 出ました!!毛髪診断士。一時期(カツラメーカー【D】)や(カツラメーカー【N】)でもこの毛髪診断士という資格を説明したCMを流していたことがありましたね。このCM良く覚えていますよ

「(カツラメーカー【D】)ではカウンセリングを担当するものは厚生省が認可し日本毛髪科学協会が認定する毛髪診断士の資格を持っています!!」

といった内容でしたね。しかし毛髪診断士の資格を持っているとはいえ、いきなりサラリーマンから”先生”に昇格か?おいおい白衣を着れば誰でも先生になっちゃうのか?
まあお客さんが先生と呼ぶのは勝手だが自分たち自ら先生と名乗るなんてずいぶんと偉そうなもんですな!!ちなみに世間一般でいう先生とは学校の教師であったり、お医者さんであったりしますが、政治家も先生と呼ばれますね!でも悪いことをする政治家だって先生と呼ばれるわけだし、先生という言葉は何にでも付けることが出来ますね。でも、実際私も医者に見てもらった時、感じ悪い、いい加減な先生だったりしたら、”あのやろう”とか”やぶ医者”といったりします。学校の先生だって嫌な先生には面と向かっては○○先生と呼んではいるものの、いないところでは呼び捨てで呼んだり、あだ名で呼んだりしているものです。結局、尊敬されていなければ先生とは呼ばれません。そう先生とは尊敬出来る人が先生なのです。話は長くなりましたが結局何がいいたかったのかと言うと、私はこの毛髪診断士の人を先生とは呼びませんでした。
どうやら他のお客さんは先生と呼んでいるようでしたが私は○○さんと名前で呼んでいました。そしてこの【p】もインチキだったので最後にはこの毛髪診断士のことを”詐欺師”と呼んでいたのは言うまでもありません。(でも面と向かって詐欺師とは言いませんでしたけどね...)


【あんたはそんなに偉いのか?(終)】


●【偉いのは本当か?】(サロン【H】S営)〔現・【P】〕


 先程毛髪診断士を先生とは呼ばないと私は言いました。なぜなら先生とは尊敬出来る人が先生と呼ばれるものなのです。なんて随分とおいらも偉そうなことを言っておりますが、しかし、毛髪診断士を先生と呼ぶことに関してはどうしても納得出来ないのです。
でも、もしかしたら毛髪診断士って多くの知識を必要とするかもしれないし、本当に難しいのかもしれません。そこで毛髪診断士とはどんなものなのでしょうか?
昔、(育毛サロン【C】)に通っていた時、そこの社長が毛髪診断士の事をこう説明しました。

「あれはね日本毛髪科学協会が簡単な講習会を開くの。それで協会に加盟している会社の社員がその講習を受けて、その後、簡単なテストを受けてそれで資格が貰えるものなんですよね。だからあんなの何の意味もないですよ!ハハハハ」

といった具合に笑っていたのを良く覚えています。ちなみに(育毛サロン【C】)は日本毛髪科学協会には加盟しておりません。


 ある日テレビを見ていた時、この毛髪診断士とはどんなものかという事が分かる番組がありました。それは毛髪に関する特集を組んだ番組ではなく、最近見かけなくなった昔、芸能界で活躍していた人を探し、今その人達はどうしているのかを調べる番組で、いわゆる「あの芸能人は今!!」という内容の特番でした。
そこで私が高校生だったとき人気があった学園ドラマ「S」の生徒役で病気で死んでしまう役をやっていた有名だったあの役者さんは今!!ということで芸能界を引退した彼が現在勤めている会社を訪問しました。その彼の勤めている会社が(カツラメーカー【N】)で現在彼は毛髪診断しをしているそうです。しかし彼はここ数ヶ月前に(カツラメーカー【N】)に転職したばかりだという事を話しておりました。
転職したばかりなのにもう毛髪診断士?それを考えるとまあ結局こんなものなんだなあと思いました。”こんなもの”などという言い方は毛髪診断士の人に対して少々失礼な言い方に聞こえるかもしれませんが、ただ毛髪診断士だからといってまるで、医者のように振る舞い自らを先生と名乗り、随分と偉そうにでるのは納得が行かないと言っているのです。細かいことかと思いますが、結局ここから詐欺まがいの商売につながるわけです。
なぜかと言えば、それは先生というとなんか非常に説得力があるように思えてしまいます。そこでお客を患者さんのように扱い、お客に対して「うーん検査した結果かなり危ないですね、あなたはきっとハゲますよ!!」と、宣告すれば不安で恐怖におののくハゲのみなさんは必要以上の高額な契約を簡単にしてしまうのです。
私が毛髪診断士を先生と呼ぶのはおかしいというのは、こういうことがあるからです。またまた話は跳びますが他の例にたとえると、悪徳宗教でも教祖と名乗り、インチキなトリックや手品まがいの事をあたかも霊能力があるだの、超能力があるだの、宇宙のエネルギーを得ることが出来るなどと偽れば、弱みにつけ込まれた人は引っかかってしまうもんですよね。だから納得行かないのです。先生とは時には魔の肩書きにだってなるものです。それにだまされないためにも簡単に先生と認めるのはやめましょう!!


【偉いのは本当か?(終)】


●【目立ちたがり屋】(サロン【H】S営)〔現・【P】〕


 (サロン【H】S営)はスポーツ新聞や雑誌等に広告を出しています。広告には白衣を着て胸に毛髪診断士のバッチを付けた男性が出ているのですが、私がカウンセリングに行った時、カウンセリングルームにいたのは、広告に出ていた男性でした。広告に出ていたのは、広告モデルではなく、(サロン【H】S営)の責任者?でもある営業所の所長(本人から聞いた肩書き)が出ていたという事です。カウンセリングの時、ここの所長でもある彼は事あるごとに自分が広告に出ている話ばかりしていました。

所長
「いやー私は広告に出ているので業界では顔が知られているものですから!」

広告に出たことがよほど嬉しかったのでしょうかね?


【目立ちたがり屋(終)】


●【スパイ疑惑!?】(サロン【H】S営)〔現・【P】〕


 (サロン【H】S営)でカウンセリングを受けたときの事、ここの所長は(サロン【H】S営)の毛髪診断士は優秀であるということを、しきりに言っておりました。それはそれでよいのですがここから先がいけません。いかに優秀であるかということ他社と比較し始めたのです。

所長
「うちも(カツラメーカー【D】)や(カツラメーカー【N】)の電話相談に電話して見たりもしますけどね、あそこの連中は髪のことなど全然分かってないですよ。」



「そうなんですか...」
(心の中で)『おいおい、客にそんな話言っていいのいかよ』


所長
「あとですね、(カツラメーカー【D】)や(カツラメーカー【N】)のカウンセリングも実際に向こうはどんな事を説明するのかスパイにいったりもしますよ。」


私(心の中で)
『そこまでいうか?』


所長
「もちろん私は行きませんよ。私は業界では顔が知られていますからね!!」



「はーそうですか」


所長
「実際スパイに行ってみて分かった事ですけど、あそこは本当に髪のこと分かって無いんですよ。良くそんなんで商売やってるなあって思いますよ!!」

 商売敵同士、何処だってスパイ行為をやっていたとしても不思議では無いですが、自らスパイ行為を行った事をお客に対して言うなんてちょっと常識はずれもいいとこですよね。
その後、(カツラメーカー【D】)、(カツラメーカー【N】)、(育毛サロン【B】)、(育毛サロン【C】)の悪口を言いたい放題言っておりました。ちなみに(カツラメーカー【D】)、(カツラメーカー【N】)に電話してみたときここも他社の批判をするかどうか、かまをかけてみましたが他社の批判をする事は一切ありませんでした。それが普通だと思うのですが...


【スパイ疑惑!?(終)】


●【効果測定のからくり】(サロン【H】S営)〔現・【P】〕


 (サロン【H】S営)の育毛コースには施術終了後、効果の測定をするそうです。ん?効果測定って一体どんなことをして測定するのでしょうか?まずその当時の(サロン【H】S営)の育毛コースですが、昔の記憶なので詳しいところまで覚えていませんが詳細は以下の通り。(ちなみに現在は、やり方か変わっているかもしれませんが...)


頭皮に皮脂を除去するオイルのようなものを塗布し、蒸気で頭皮を蒸らす。

頭皮をマッサージしながら皮脂の揉みだし。

育毛剤塗布

電気パルス波器によるマッサージ

育毛剤塗布

赤外線ランプ照射

育毛剤塗布

可視光線照射

育毛剤塗布

大まかな感じではありますが大体こんな感じです。では効果測定とはどんなことをやるのでしょうか?

効果測定その1
マイクロスキャナーによる施術前、施術後の確認。


頭皮の状態をマイクロスキャナーで確認してから施術を行うわけですが、施術前の頭皮をモニターに写したとき、所長はこりゃまた大げさに言うのです。

所長
「ほら!!こんなに頭皮の毛穴から皮脂が詰まってあふれ出ていますよ!!」

私には、皮脂が詰まってあふれ出ているようには見えませんでした。夏だったので、頭皮が汗ばんでいたのは確かですが、スキャナーで見ても頭皮が脂っぽくないことは確かだったのです。それも当然です。なぜならこんな事もあろうかと思ってカウンセリングの約1時間前に自宅で洗髪してきたのです。そして施術後、再びスキャナーで頭皮を確認しました。

所長
「ほら!!こんなに頭皮がきれいになりましたよ!!」

確かに再び施術で洗髪をした直後なので汗も引いてきれいになっていたのは確かです。しかし、きれいになったというよりも、頭皮がかさかさになっているという印象を受けました。きれいになったとはいえ、頭皮がかさかさになるくらい皮脂を取り除いて良いというものでは無いはずです。皮脂は頭皮を保護するものであるはずなのに、かさかさになるくらい洗い流してもよいのでしょうか?施術の中でも頭皮を蒸らしたり、洗い流したり、頭皮のマッサージによる皮脂の揉みだしも男性スタッフが両手でもの凄い力を込めてギュッ、ギュッ、ギュッと10分ぐらい揉みだします。そしてして徹底的に洗い流すのです。こんな感じだから、施術後のスキャナーに映し出された頭皮はかさかさだったのです。だから最後に適量のオイルを頭皮に補わなくていいのかなあと思いました。まず(サロン【H】S営)のいうこの効果測定がマイクロスキャナーによる頭皮のチェックですが、こんな事(カツラメーカー【D】)も(カツラメーカー【N】)もやっていることですよね。

効果測定その2
整髪料も兼ねるあやしい育毛剤


 施術の中で育毛剤塗布という項目が何回かでてきますが、通常普通の育毛サロンは施術の最後に育毛剤を塗布しますが、(サロン【H】S営)では施術の途中に何回も育毛剤を塗布します。しかもこの育毛剤のふりかけ方が半端な量じゃないのです。育毛剤をかける度にバッシャバッシャと髪が育毛剤でびしょびしょになる位かけるのです。育毛剤のビンは大体300ccぐらいでしたが、1回の施術で全部使い果たしてしまうのでは?と思うぐらい振りかけるのです。
ちなみに自宅ケアで使用する育毛剤もこの施術で使用しているものと全く同じもので、使用上の注意は「約1ヶ月に1本のペースで使用し、そして1度に沢山振りかけずに直接頭皮につけるようにしてなるべく髪に付けないように」と説明を受けました。なのになぜ施術の時に、こんなにバッシャバッシャ育毛剤をかけたのでしょうか?当然髪にもたくさんかかりますよね?施術中私はこのことが気になっていました。しかし、その疑問が施術後すぐに分かりました。(サロン【H】S営)の施術ではは整髪料を使用しておりませんでした。施術終了後に自分でドライヤーを使って髪を乾かすのですが、その時、髪が整髪料付けたようなカチッとした感触になっていました。整髪料を使用していないのにこのカチッっとした感触は何でだろう?その時すぐに私は「わかった!あの大量にかけた育毛剤せいじゃないか?間違いない」と思いました。でもこの感触に関して効果測定の目安には入らないと思っていたので、自分からそのことを言うつもりはありませんでした。しかし、施術が終わり再びカウンセリングルームに入った時、所長は開口一番私にこう言いました。

所長
「髪を触ってみて下さいどうですか、施術を終えたら何か髪にコシが出てきた感じがするでしょう!!」



「はあ?コシが出てきたっていいますと...」


所長
「ですから今髪に触ってみてなんだか髪にボリュームが出た感じがしませんか?」



「ボリュームっていうかなんか整髪料を付けたような感じで髪がカチッとした感触はありますけど」


所長
「でもうちは施術の時、整髪料は使っていませんよ!!でも髪がカチッとした感じがするでしょ!それは髪にコシが出てきたんですよ!」



「確かに整髪料は使っていないようでしたけど、さっき育毛剤を沢山使っていましたよね!その液が髪の毛に沢山ついていましたから、そのせいじゃないですか?、育毛剤の中に含まれるなんかの成分が整髪効果になっているんじゃないんですか?」

このとき図星だったのでしょうか所長は少々動揺したのを良く覚えています。その様子を見たとき私はやっぱりな!思った通りだ間違いないと確信しました。

所長
「え、あ、いや、別に...そういうわけでは無いんですよ、他のお客さんも施術後の変化で髪にコシが出てきたって満足されていますしね」



「いやーでも何ヶ月か育毛を実施して、それで髪が成長してコシがでてきたって言うのなら分かりますけど、たった1時間の施術で髪にコシが出てきたっていうふうにはとても思えないし考えられないんですけどねえ」


所長
「いや、そんなこと無いですよ。頭皮の脂をきれいに取り除く事だけで、毛根が、しっかりして髪にコシが出てくるもんなんですよ。」



「・・・・・」

といった具合に非常に説得力のない説明でありましたが、結局育毛の契約をしました。
決して私自身納得したわけでは無かったのですが初めにも言ったように、とりあえず気休めでもいいからなにかやっておいた方がよいと言う気持ちがあったので、とりあえずやることにしたのです。しかしこの所長の言っている「皮脂をきれいにすることで髪にコシが出た」という説明に対して私は絶対「沢山振りかけた育毛剤によるもの」だと思っていたので次回の育毛の施術で育毛剤をかけるとき注意深く見ていようと思いました。それと平行して施術で使用する育毛剤と全く同じである、自宅ケア用の育毛剤を使ってちょっとした実験をしてみました。そして髪にコシが出てきたのは、育毛剤を沢山振りかけたからだということを確信しました。詳細は以下の通り。


2回目の施術時

 1回目の施術は所長がやっておりましたが、2回目は別の男性スタッフが施術を担当しました。その時のこと、当然育毛剤を使用するのですが、そのとき1回目の所長の時と違って育毛剤の振りかける量もそんなに多くなかったのです。多くなかったと言うよりもごく普通のかけ方だったのです。所長の時は育毛剤1ビン使い果たしてしまうのではないかと思うぐらいバッシャバッシャっと振りかけましたが、それに比べて今回の男性スタッフの育毛剤のかけ方はチョボチョボと控えめというかごくごく普通のかけ方でした。前回との育毛剤のかけ方が全然違っていたため、施術後にもし1回目の施術終了後のあの整髪料を使用したかのようなあのカチッっとした独特の感触がなければ、結局あの「髪にコシが出てきた」というのは皮脂を取り除いたからではなく「単に育毛剤を沢山振りかけ髪についた育毛剤の液が整髪料の変わりになっただけ」と判断できるわけです。
施術終了後ドライヤーで乾かしました。その後髪を触ってみましたが、あのカチッとした感触はありませんでした。「やっぱりな!」と思いました。


自宅ケアの育毛剤使用時

 施術1回目の時の所長のやり方と同じように沢山育毛剤を振りかけました。初めに所長から説明を受けた自宅ケアの育毛剤の使用上の注意は「1度に沢山振りかけずに直接頭皮につけるようにしてなるべく髪に付けないように」と、ありましたが当然そんなことは無視です。そして育毛剤をバッシャバッシャと沢山振りかけたあとドライヤーで乾かして、髪の感触を確かめてみました。その感触は間違いなくあの所長の言っていた「施術で皮脂を取り除いたらコシが出た」といっていたあのカチッっとした感触と全く同じでした。
育毛剤を振りかける前は軽く洗髪した程度です。だから皮脂を取り除いたらこのカチッとした感触がでてくるのではなく「育毛剤をバシャバシャと沢山ふりかけたらこの感触になった」のです。念の為、次の日は丁寧に洗髪をしてから通常の使用法で育毛剤を塗布しドライヤーで乾かしましたが、あのカチッとした髪の感触は全然ありませんでした。この1回施術しただけで髪にコシが出た!というインチキなからくりによって多くの人がだまされているのが現状です。広告には“効果測定出来ないものを育毛とは言いません”と唱っていましたが、こんなインチキなやり方を効果測定と言えるのでしょうか?当然言えるわけはありません。

【効果測定のからくり(終)】


●【小さいことでも大きく言おう!】(サロン【H】S営)〔現・【P】〕


先程マイクロスキャナーで頭皮の確認をした際、たいして汚れてもいないのに所長は大げさに

所長
「ほら!こんなに頭皮の毛穴から皮脂が詰まってあふれ出ていますよ!」

と言っていたのですが、その時の言い方はなんといいますか本当にわざとらしいんですよ!言う時の特徴はまず表情ですね!目をギョロッっとさせて満面の作り笑顔!そして次の特徴は話し方ですね!一瞬こっちがびっくりするような大きな声で言うのです。
あと、先程の施術項目の中に皮脂の揉みだしがありますが、もみだしが終わったあと所長は排水口からフィルターを取り出しました。大きさにして直径2cmぐらいの小さいものです。そのフィルターにはもみだした皮脂が詰まっていると説明して見せてくれましたが、実際よーく見てみるとごくごく微量のカスがフィルターに付着している程度だったので、私は「なんだ何も詰まってねーじゃねーか?」と思っていました。
ところが所長はまたまた大げさな表情と言い方でこう言うのです。

所長
「ほら!こんなにフィルターに皮脂が詰まっていますよ!」

その時、私は思いました。

私(心の中で)
『なるほどね!この言い方にお客はみんな騙されてしまうんだな!』

簡単にまとめると、ここのカウンセリング時の基本としては、

★その1
施術前、たとえ状態がそんなに悪くなくても否定的に言うこと、しかも大げさに言うのが基本です。


★その2
施術後、施術前の説明とは対称的にたった1回の施術であたかも良くなったかのように大げさに説明する。
その際、前の章でも説明したとおり整髪料代わりになる育毛剤を沢山振りかけることによって整髪効果をだし、カチッとした感触を出してあたかも施術で髪にコシが出たかの様に思わせるというこそくな手段も忘れずに!
(サロン【H】S営)の説明する育毛の効果測定とは、効果が出たかのように偽ることなのです。もっと簡単に言うと効果測定=小さいことでも大きく言ってお客を脅迫し洗脳してしまう事なのです。

【小さいことでも大きく言おう!(終)】


●【昔の経歴】(サロン【H】S営)〔現・【P】〕


 ここの所長は先程も説明したとおり毛髪診断士ですが、(サロン【H】S営)に通う前、(増毛育毛サロン【CRE】)という育毛サロンにも問い合わせてみたことがありました。そこの責任者らしき女性の話ですが、(サロン【H】S営)の所長はもともと視力回復センターの人間だったそうです。そこの視力回復センターのオーナーが経営方針を変えて増毛育毛サロンの(サロン【H】)の加盟店へと事業を変えたそうです。私はここの所長の名前は口にしませんでしたが、この女性は名前を知っていました。この所長、営業マンとしてはやり手らしく、業界ではある程度名前は知られているそうです。私からすれば営業マンとしてはやり手というよりも、詐欺まがいの商法にかけては、かなりのやり手のように思えましたがね!
この(増毛育毛サロン【CRE】)の女性は随分とその筋について詳しいなあと、思っていたら話によるとこの女性はもともと(カツラメーカー【N】)の社員だったということです。先程説明したように、ここの所長は業界ではある程度名前は知られているそうですが、まああれだけ広告に顔を出していれば名前も顔も知られるでしょう?それ以外にお客とのトラブルメーカーとしても有名?かもしれませんね。本当にそう思いますよ!


【昔の経歴(終)】


●【口先だけなら何とでも言えるよ!】(サロン【H】S営)〔現・【P】〕


 カウンセリングの時、育毛コースの実証例の写真を見せてもらいました。写真はたったの3枚でインチキ臭い写真ばかりだったことは言うまでもありません。中には円形脱毛症のような症状の人の写真がありました。男性型脱毛で気にしてカウンセリングに来ている人間に対して何で円形脱毛症患者が完治した写真を見せるのでしょうか?
それでは何の意味もないでしょう!そして、その完治した円形脱毛症患者の写真も(サロン【H】S営)で施術して治ったのかどうかもあやしいものです。この数少ない写真をみせて所長は言いました。

所長
「この発毛した写真は以前(育毛サロン【B】)で施術を受けていた方なんですよ」



「・・・・・」


所長
「(育毛サロン【B】)に長いこと通っていた方なんですが全然良くならなくてうちの育毛コースを受けたらこんなに良くなったんですよ。」



「はーそうですか...」


所長
「あとこの写真の男性なんですが、この方は実はドクターなんですよ。」



「その方は医者なんですか...」


所長
「そうです。お医者さんです。」



「何のお医者さんなんですか?」


所長
「この方は皮膚科のお医者さんなんですよ!脱毛症の治療もされている方なんですよ。」



「え!じゃ何でこの人はここに通っているんですか?」


所長
「ええ、うちの育毛コースは、医者からも一目おかれているんですよ!!特になかなか完治しない脱毛症の患者さんなんか、そこのドクターにすすめられてうちの育毛コースを受けに来て、みなさん良くなられて大変喜ばれているんですよ。」



「・・・・」


所長
「どうですか、なんといっても1番信頼できるのは、我が社は26年の歴史がありますから!!」


私(心の中で)
『(カツラメーカー【D】)は30周年とさんざんCMやっているけどなあ....』

この話余りにも出来すぎていますよね!。口先だけなら何とでも言えますよ!!


【口先だけなら何とでも言えるよ!(終)】


●【あきらかに嘘とわかる昔の頭】(サロン【H】S営)〔現・【P】〕


 育毛コースを契約して3回目の施術の時、ある男性スタッフが育毛を担当しました。
毛髪診断士Mさんといって年齢が30代後半といっていました。年齢のわりに頭髪はかなり白髪混じりではありましたが、フサフサしておりました。そのMさん施術の際、私にこんな話をしました。


「6年前の私の頭はタレントのS(前頭部がハゲあがっている有名なタレント)見たいでしたからね!」

今は頭髪がフサフサしているM氏、ということは現在は“かぶっている”と思ったわけです。でもM氏はカツラの様には全然見えませんでした。でもカツラって見る人が見れば分かりますよね。私もカツラをかぶっている人はすぐ分かると自信を持っていたので、M氏の頭を見たとき今のカツラは良くできているなーと思いました。


「へー気がつきませんでした。今のカツラって良くできてますね。」

そうするとM氏は笑顔で答えました。


「ハハハハ私はカツラじゃないですよ!ここの育毛コースでこんなに髪が増えたのですから!!」


私(半信半疑で)
「えーーー本当ですか!タレントSのようなハゲた状態からそんなにフサフサになったんですか?」



「ええ、そうですよ!」

もしこれが本当なら本当にすごいことですよ!!でも冷静に考えてもそんなことあり得ないと思った私はしつこく聞きました。


「本当にタレントSの様な状態からそんなにフサフサになったんですか?」



「ええ、本当ですよ!」



「そうですかじゃあ写真見せて下さい!!」

私がそういうとM氏は少々動揺しました。でも先程も言ったように口先だけなら何とでも言えます。もしM氏の言った信じがたい話が事実であるならば誰だって証拠として写真を見たいと思うのは当然でしょうでしょう。M氏だってそんなこと言えば「写真見せて!」と、お客に言われるのはある程度予測はできたはずだと思いますが...


「え、えーとですね....写真は今ここにはないと思うんですが...」



「え、じゃあ何処にあるんですか?育毛コースをやった訳ですから写真がないって事は無いですよね!!」



「ええ、ありますよ。あのー調べれば何処にあるか分かると思います。」



「じゃ必ず見せて下さいね!実際にこの目で確かめてみたいので....」



「ええ、あのー近いうちお見せしますから....」

そういって施術を4回目、5回目と行きましたが、M氏は隠れているのか姿を見せず写真のことで突っ込みを入れると他のスタッフもあやふやな対応をみせるのです。
しかし実際にサロンを訪れるとM氏は不在だの接客中だといって私の前に姿を現しません。彼の言った話は100%嘘だと思ってはいましたが、いい加減なことをお客に言って騙すことは、絶対に許せないと思っていたので、私はこの話の件がハッキリするまでしつこく電話で問い合わせました。サロン側はこのままうやむやにしようという感じだったので、私は絶対にそんなことさせ無いつもりでいました。だから、実際にサロンに行くと絶対に姿を現せないので、電話で何回も連絡して、いないというのであればそれではM氏がいるときまた電話するということでとにかく電話口にだけでもM氏を出させてハッキリさせようと思いました。
ようやく電話口に出たM氏に早く約束を守るように言いましたが、とうとう嘘で塗り固めたので本人は墓穴を掘ったのでしょう。もうあとは「あれは嘘でした」と言うしかないところまで追いつめました。そうなったとたんM氏は私に喧嘩を売って来ました。いわゆる逆ギレですね。

M氏
「見せないとは言ってないでしょ!!」

 お客に対して約束もできない無責任な発言をして、なおかつ平気な顔して嘘をついておきながら全く悪びれる様子もないこの態度に私も完全に切れました。
このあと私はさらに問いつめてやりました。M氏は開き直って逆ギレしたはいいものの、結局言い訳も出来ない状態になっていました。そして私は、“さんざんだましやがって!”とか“平気な顔して嘘つきやがって恥ずかしくないのか!”などどと責め立てました。でも言われて当然のことをやったのですからね!そこで私は話していてもまとまらないから所長と話をつけるから電話口に出すように言いましたが、接客中ということだったので後日連絡をする事にしました。再度連絡をすると今度は別の男性スタッフがでてきてこう言うのです。

スタッフ
「もし、解約の方を希望されるのであれば、解約の手続きをさせてもらいますが、あの但し、今回だけ特別に解約に応じると言うことで...」

 はじめに“いかなる理由があっても途中解約は致しません”と言っていたのにこのザマです。こういうインチキ育毛サロンに対しては、まず契約しないことが一番なのですが、もし契約してしまった場合は、おかしいところは厳しく指摘し、とにかく強気に対応することが一番だと思います。あとこれはある人のアドバイスですが国民消費者に相談するようなことをちらつかせるのも有効だということも聞きました。とにかく簡単にあきらめて泣き寝入りしないように、出来ることはやってみましょう。
このようにして、契約して約1ヶ月で途中解約をし、ここのサロンを辞めました。


●【あきらかに嘘とわかる昔の頭(終)】

 


 

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